職人の手仕事

今日は個人的なオススメをふたつ。


ひとつめは「薄手磁器手ロクロ浅鉢」。

薄手磁器手ロクロ浅鉢

美しすぎます。

代官山店では既にコアなお客様に人気の商品。

腰元に充分な肉厚があり重心がしっかりと安定しながらも、口元にかけて薄く繊細な仕上げ。

薄いシャープなフォルムでありながら、日常でお使い頂くための実用的な重量バランスを維持する正確な手作業は、機械で作られる以上の精密さです。

手ロクロの作業過程で紡ぎだされた、うっすらとした美しい削り目も敢えてそのままに残しました。

薄手磁器手ロクロ浅鉢 1,470円


もうひとつは「絞り急須」。

絞り急須

手作業で丁寧に開けられた無数の小さな漉し穴が、とても見事に茶葉を濾してくれます。

蓋の方にも実に細やかな細工が施されており、蓋の底となる部分にデコボコを付けることで、そこからお茶が奇麗に滲み出てくる仕掛けになっています。

全て職人の高い技術によるもので、使うほどに実感する完成度の高い手作りの急須は、お茶を味わう楽しさを十分に引き出してくれます。

絞り急須 5,985円


価格破壊ではありません、適正価格です。

アレゴリーのモットーは、いいものを、きちんと買えるお値段で。

どちらもオンラインショップからもお求めいただけます。


営業時間変更のご案内

9/2(水)〜9/8(火)新宿伊勢丹本館5階にて4th-marketの展示販売を行います。

これに伴い、9/1(火)は営業を19時で終了いたします。
ご迷惑をお掛けいたしますがよろしくお願い致します。

もっと食器の話

波佐見からの刺客、第3弾。

今度は箸置きです。

鳥のかたちの箸置は、受ける部分に深さがあるので
お箸をしっかりホールドしてくれます。

箸置 バード


アスタリスクの箸置は、長いツノと短いツノがあるので、
いろんな向きで使えます。

箸置 アスタリスク

さりげなくこだわった箸置って、けっこう重要なアイテムだと思うんです。
自宅でいつもの食事では、なんというか「ちゃんと食べる」感が増すし、
来客の時に出すと「ちゃんとやりました」感が増すような。

1個525円。

引き続き食器の話

くつしたスプーンにピンと来たあなたにオススメしたい商品。

ライスボウル・ストライプ / ライスボウル・チェック


ライスボウル ストライプ
ライスボウル チェック

飯椀ではありません。ライスボウルです。

おっしゃれー。

これも手描きの絵付けです。

色はそれぞれブルー/グレー。

土物の取り扱いに自信がないとか、めんどくさいとか、

そういう方にもお薦めです。

もちろん繊細なラインと生地の硬質感が好きな方にも。

やっと食器の話…

ここのところ、

ポストカード

爪やすり

お菓子

ブックカバー

名刺入れ

と、自分が食器屋であることをを忘れそうになっていたので

今回は食器のご案内です!

今回ご紹介するのは、「くつしたスプーン」。

くつしたスプーン1

くつした型をしたかわいい磁器のスプーンです。
それぞれ柄の違う発色のよい4色展開。
プリントではなく手描きの絵付けというところがポイントです。

漆の新商品 第二弾

漆の新商品、第二段は乾漆の名刺入れ。

乾漆名刺入れ1乾漆ブックカバー2乾漆ブックカバー3

かたちは縦型・横型・開閉型の3種類で、色は生漆(濃茶)・ベンガラ(茶)・洗朱(赤)とこちらも3種類。

乾漆とは奈良時代に盛行した漆工芸の技法で、東大寺法華堂の梵天・帝釈天立像や四天王立像、唐招提寺の鑑真和尚像などもこの技法によるものです。原型の上に漆と麻布を、交互に塗り/貼り重ね、成形していきます。通常の漆器の様に木地を必要としないので造型の自由度が高く、軽く柔らかいのが特徴です。

製作は富山県高岡市の熟練した漆工芸士が、最初から最後まで全て手作業で行っています。何度も何度も刷毛で漆を塗り重ねなければならないので、大変に手間はかかりますが、伝統技術と手作りの質感を感じられる品です。

原材料は漆と麻布のみ。そもそも漆は大変に貴重な塗料で、漆の木1本から漆は約250g(茶碗1杯ほど)ほどしか採れません。ので、漆器というと一般的には代用塗料を使用したものも多く流通していますが、そういった類のものは一切使用せず、全て天然の本漆と麻布で製作してあります。

表面の仕上げは細かい布目で、繊細でとても良い質感に仕上がっています。
漆なので元々傷はつきにくく、布目なのでさらに目立ちにくなっており、
使い込むうちに少しずつ摺れた所などが良い味になっていきます。

ビジネスシーンで個性を演出する重要なアイテム。
人とは違ったものをお探しならぜひ。

漆の新商品 第一弾

今回は漆の新商品!
第一弾はブックカバーです!

和紙漆ブックカバー

手漉きの和紙に本漆を刷毛で塗り重ねたブックカバー。
肌触りも自然で、よく手に馴染みます。
革にも劣らない耐久性を持ちながら非常に軽いので、
いつもバッグに本をいれている方におすすめです。

和紙は富山県八尾町のもの。繊維の一本一本が長く複雑に絡み合っているので、非常に丈夫で耐久性に優れており、その美しさ、丈夫さ、保存性は、世界でも高い評価を受けています。

また、塗りの工程は富山県高岡市の熟練した漆工芸士によるもの。一冊一冊丁寧に刷毛を使って塗り上げていくので時間はかかりますが、こうして作られた漆の深みのある塗膜は、年月を重ねるごとにより深みを増していきます。

色は生漆(濃茶)・ベンガラ(茶)・洗朱(赤)の3色。
文庫サイズで5800円。
店主も使ってます。おすすめ。

nyotaのお菓子

coccaキッチン展追伸。

先週末よりアレゴリーでもnyotaのお菓子を販売しています。

nyota

定番キヌアクッキー、新顔ビスコッティーなど、
常時8種類くらいが入れ替わりでお買い求めいただけます。

どれでも1個200円。

お菓子にかかせない、飲み物を楽しむグラスと一緒に。

爆発的に売れてます!

食器屋アレゴリー、今週の売れ筋は…


ガラスの爪やすり


ガラスの爪やすり

チェコ製のガラス爪やすりは、高級ブランドのOEMを手がけるボヘミアクリスタルの老舗の窯で製造されています。

金属製のやすりと違い、よりなめらかに磨き上げる事ができ、錆びる心配もありません。

さらにほとんど磨耗がないため、半永久的に質を落とすことなく使え、使用後は水で洗い流すだけ。

割れにくい硬質ガラスなので、お子様でも安心。万一割れてしまっても、破損面は丸く砕けるため、けがをすることはありません。

クリアは945円、カラーは1155円。

一度使うと手放せない品質です。

チェコ以外で生産されている類似品にご注意ください。
(正規品にはホログラムシールが付いています)


うち、食器屋ですけどね。

ポ、ポストカード…

かかかかかかかか…かっこいい…

最初サンプルを見たときは思わずプルプルしました!

本日入荷のポストカード。

「鳥と木」「鳥と電線」「鳥と葉」「鳥と椅子と葉」


ポストカード1

影絵のようで…なんともいえない雰囲気を持っています。

鹿児島の工房の和紙を使用して手刷りしたこの質感、わかるでしょうか。

ポストカード2

これで1枚¥200。ありえない。ナイスプレイ。

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